先日のブログで
仙腸関節調整に「ストレッチポールを
使ったエクササイズ(運動療法)が有効」と考える
投稿をしましたら、
沢山の方からコメントや
ご質問をいただいたので
第2弾をお伝えしたいと思って
ブログを書いています。
ストレッチポールの有効性
まず
ストレッチポールを使った
仙腸関節調整ですが、
前回のブログで解説しておりますので
ご覧くださいね。
当院で
骨盤調整を行うときに
「ストレッチポール」を使用することを
お伝えしました。
ストレッチポールには
前後の調整をすることが
得意と考えています。
いわゆる矢状面の運動です。
ストレッチポールの不得意な調整方向
運動学的に人間には
3面3軸の動きがあり
(いわゆる3次元の動きというものですね)
ストレッチポールでは「前額面の調整」は
しにくいと考えます。
ストレッチポールだけでは
解決できない仙腸関節調整を
考えなければいけません。
専門用語で解説すると
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その「前額面」の動きは
股関節外転筋による
大転子側に寛骨が引かれる
「骨盤下方回旋」
により
仙腸関節の上部が
開かれる方向の動きです。
(うまく統一した
運動学用語が見つからないので
便宜的に肩甲骨の動きで例えています)
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仙腸関節上部が開くことによって
仙骨が起き上がり、
関節が緩みの位置になる事が
痛みの原因になると
考えられます。
座るだけで骨盤調整できるすぐれもの
痛みの原因になる
前額面の調整
ゆるみの位置の調整をするのに
この
リアラインチェアが有効と考えています。
https://realine.info/realine/chair
「座るだけで骨盤調整」
こんなワードで紹介されている商品は
検索するとたくさん出てきますね。
中には代謝アップして・・と
書かれているものもあります。
その中でどのくらいの商品が
運動学や解剖学の言葉で
調整する方向や力のベクトルを説明できるでしょうか?
私の知る限り唯一の運動学、力学的説明の出来る
この商品が座って仙腸関節調整をできる
と考えられる商品です
今後当院の椅子はすべてこの
チェアに変更していきます。
仙腸関節調整がもって身近に
そして科学的になることを
願っています。