こんにちは!
はり灸担当の合田(ごうだ)です。
今回は下半身の冷えに効果的なツボ、三陰交(さんいんこう)についてご紹介します!
三陰交(さんいんこう)とは
皆さんにとってはあまり馴染みのないツボかもしれませんが、わたしたちはこのツボを良く使用します。
三陰交(さんいんこう)は、足を巡る陰の経絡が三つ交わる場所で、この三つの陰の経絡を主治とする疾患を網羅すると言われているため、鍼灸師の中では広く使用されています。
この三陰交と同じように下半身の冷えやムクミで使用されるのが、皆さんのよく知る「足三里(あしさんり)」と言うツボです。
確かに、足三里のツボも良く使うのですが、婦人科系や足の冷えにアプローチするのなら、合田のお勧めはやっぱり三陰交(さんいんこう)ですね!
三陰交(さんいんこう)の効果
三陰交(さんいんこう)をアプローチすることで有名な効果として、女性特有の月経痛、いわゆる生理痛が挙げられます。
確かに婦人科の症状で良く使われますが、それだけではなく以下のような時にも有効なツボです。
・下半身の冷え・むくみ・下半身の重ダルさ・不眠症・こむら返り・消化器系の失調など
どうでしょう?みなさんの気になっている症状はありましたか?
婦人科系では生理痛だけでなく月経不順や月経前の緊張症状、不妊症にも効果があると言われています。
これからの時期、冷房で冷えてしまう下半身やそれに伴い起こるこむら返り、またお仕事でむくんでしまった足や冷たいものを取り過ぎて不調を訴える胃腸には、とっても使えるツボです!
さあ、みなさん・・・三陰交(さんいんこう)の魅力が伝わったでしょうか?
次回は誰でも出来る「三陰交へのアプローチ」をお伝えします。
一緒に健康な体づくりと免疫力向上を目指していきましょう!