【 症例報告 右もも肉離れ | 多摩市の整骨院】15才 男性 中学3年生

【右もも肉離れ 症例報告】

15才・男性。中学3年生。

バスケットボールの試合前のウォーミングアップ中、ボールを追いかけた際に椅子の足に引っ掛かり、「ブチっ」と音が鳴って右ももが動かせなくなり来院されました。

同じ月には学校の運動会と、中学部活の集大成となる大切な引退試合が控えており、「何としても試合に出たい」「運動会にも間に合わせたい」という強い想いがありました。一方で、お母様も「息子の最後の引退試合に本当に間に合うのか」と大きな不安を抱えておられました。

【初回施術】

カウンセリングと患部の状態確認を行ったところ、右太ももの筋損傷による強い炎症と歩行・動作時痛が確認されました。また、iPad(Poslog)を用いた姿勢・動作分析を行ったところ、骨盤や胸郭の連動性が低下し、体幹機能の弱化によって下肢の一部分に過剰なメカニカルストレスが集中しやすい身体の使い方になっていました。 特に15〜18歳の成長期は骨の成長スピードに筋肉や柔軟性が追いつきにくく、体幹機能のアンバランスからバランスを崩して一部分を痛めやすい時期でもあります。

直近に控える大会へ向けて早期回復を図るため、まずは超音波療法やハイボルテージ施術を優先して行い、急性期の強い炎症と痛みの沈静化を図りました。 その上で、選手ご本人とお母様を交えて「引退試合までにやっていいこと・やってはいけないこと」を明確に整理しました。ご自宅での具体的な過ごし方やアイシングの指導を行い、「いつから練習を再開できるのか」「何をどこまで負担をかけていいのか」を話し合いながら段階的な見通しを共有したことで、お母様にも「これなら間に合うかもしれない」と大変安心していただけました。

痛みが落ち着いた段階で+Rebody(より動けるカラダつくり)アプローチを実施。 手技療法により骨盤や股関節のアライメントを整えて正常な関節配列へ戻し、運動療法(自動介助運動)によって、患部をかばうことで全身に生じる「悪いクセ」を予防しながら、体幹とお腹(腹圧)を使って身体を安定させる練習を行いました。ご自宅でも患部に無理な負担をかけずに体幹の土台を整えられるよう、セルフコンディショニングの課題をお伝えしました。

【6回目施術】

6回目の施術時点では、日常生活や歩行時の痛みはもちろん、ダッシュやジャンプ、バスケットボール特有の急停止・切り返し動作での痛みも消失しました。

その結果、同じ月に控えていた運動会、そして中学最後の大切な引退試合へ無事に出場を果たし、コート上で全力を出し切ることができました。

+Rebodyでは「痛みが治まったから終わり」ではありません。 成長期において痛みをかばったまま競技を続けると、再び肉離れを起こしたり、別の部位を痛める悪循環に陥ってしまいます。高校進学後もケガなく高いパフォーマンスを発揮できるよう、「動きの土台・基礎」を固める運動療法を継続しました。 下肢だけに頼らず、体幹深部筋群を連動させて全身で衝撃を分散させる動きを再学習していただきました。ご本人も「なぜあの場面でバランスを崩して肉離れを起こしたのか」というメカニズムを理解し、日々のセルフケアにも前向きに取り組まれています。現在は再発予防とさらなる競技力向上を目指し、定期的なメンテナンスを継続されています。