【左坐骨神経痛 症例報告】
74才・女性。主婦。
徐々に左足の痛みとしびれが現れ、歩く時に左手で左ももを押さえないと歩行が困難な状態で来院されました。
床へ座り込んだり、立ち上がったりする際にバランスを崩してふらつく感覚があり、「このまま転倒して動けなくなったらどうしよう」と強い不安を抱えておられました。また、「散歩の時にもっと足が上がるようになりたい」「自宅で毎日行う仏壇への合掌やお参りのあとに、スムーズに立ち上がれるようになりたい」という切実なお悩みと生活目標をお持ちでした。
【初回施術】
カウンセリングおよびiPad(Poslog)を用いた姿勢・動作分析を行ったところ、長年の生活習慣から背骨(脊柱)全体の可動性が著しく低下して強い硬化がみられ、骨盤や胸郭との連動性が崩れていました。 70代以降は20代の頃に比べて筋肉量が約30%低下しやすく、背中が丸まることで体幹深部筋群(インナーユニット)が働きにくくなります。体幹の土台で姿勢を支えられなくなった結果、立ち座りや歩行のたびに左側の骨盤・股関節、そして坐骨神経周辺へ過度な負担が集中し、強い神経痛と脚の力が入らない状態を招いていました。
背骨の硬さからベッド上で完全に仰向けになる姿勢が難しかったため、無理のない体位(座位や側臥位など)を選定して+Rebody(より動けるカラダつくり)アプローチを開始しました。 まず手技療法により、癒着した組織や関節の滑走性を引き出して正常な配列へ導きました。 続いて運動療法(自動介助運動)を行い、お腹(腹圧)を意識しながら股関節と体幹を連動させ、手でももを押さえつけなくても身体の軸を保てる正しい動きを再学習していただきました。 施術後は「左ももを押さえなくてもスッと立てる」「足が床にしっかり着いている感覚がある」と笑顔で変化を実感していただけました。ご自宅でも安全に取り組めるよう、所有されているストレッチポールを床に寝かせるのではなく、椅子の背もたれや壁に当てて背骨を整えるセルフコンディショニングの工夫をお伝えしました。
【6回目施術】
6回目の施術時点では、歩行時に左手で左ももを押さえる必要がなくなり、歩幅が広がって足もしっかり上がるようになってきました。ご自宅の仏壇の前からの立ち上がりや床からの動作でもバランスを崩す不安が大幅に軽減しています。
+Rebodyでは「痛みやしびれが和らいだら終わり」ではありません。 今回は整形外科での診察・処方薬も適切に併用しながら、当院では根本原因である「筋肉の使い方の改善」と「加齢に伴う筋力低下の予防」に重点を置いて運動療法を進めました。 壁や椅子を使ったストレッチポールのエクササイズを毎日コツコツ継続していただいたことで、背骨の伸びと姿勢が段階的に改善し、ご自身でも「左ももにしっかり力が入るようになってきた」と手応えを感じておられます。体幹ケアを通じた運動習慣が生活の一部として定着し、現在は再発予防と健康寿命の延伸を目指し、月2~3回の定期メンテナンスを継続されています。
【同じ症状でお悩みの方へ】
歩行時の脚のしびれや、立ち座りでバランスを崩してしまう坐骨神経痛は、「年齢のせい」「ももやお尻を揉めば良くなる」と思われがちです。しかし実際には、背骨や骨盤の硬さによって体幹が衰え、重力を支えきれずに神経や関節の一部分へ負担が集中していることが大きな原因です。
多摩市の整骨院、後藤はりきゅう整骨院+Rebodyでは、左坐骨神経痛に対して痛む足腰だけをマッサージする対症療法は行いません。iPadを用いた姿勢・動作分析(Poslog)やボードを用い、「なぜ脚に負担がかかり、力が入らなくなっているのか」を分かりやすく可視化してご説明します。仰向けがつらい方でも、その方のお身体に合わせた無理のない手技療法と運動療法、そしてご自宅の環境に合わせたセルフケア指導を行い、医療機関とも連携しながら段階的に動ける身体をつくっていきます。
「手でももを押さえないと歩けない」「立ち上がる時にふらついて怖い」と、多摩市周辺で左坐骨神経痛や歩行の不安にお悩みの方は、ぜひ一度、多摩市の整骨院、後藤はりきゅう整骨院+Rebodyへご相談ください。いつまでもご自身の足で安心してお出かけや日常の動作が行えるよう、私たちがチーム一丸となって全力でサポートいたします。
