急性期の
今すぐにでも取り除きたい「痛み」が発生した際に当院で行う応急処置についてご紹介します。
伝統的な「柔道整復術」では、骨折・脱臼で正常な骨配列へもどすことを「整復」、捻挫・打撲・挫傷で伸ばされたり切れた軟部組織を整えることを「施療」といいます。 人の体は組織の修復が始まる時に正しい位置関係にしておかないと、軸がずれて付いたり、動かなくなったり、関節がゆるくなってしまうため、当院では「整復」・「施療」において「牽引」を重視し取り組んでいます。
症状別 整復処置
ケース1 お子様の脱臼
お子様が泣き止まない時は、肘が外れている場合があります。
当院で骨折・脱臼の応急処置ができますので、ご心配なときはいつでもお気軽にご来院ください。
応急処置後は症状に応じて医科での診療をお勧めしますが、脱臼が成長の妨げにならないよう期間を決めてリハビリをいたします。
>>(実際に子供さんが脱臼されたお母さんの声)
※肘の脱臼は整骨院での処置も可能です、すぐご連絡ください
042-372-3655
※TEL番号をクリックするとスマホから電話をかけられます。
info@goto89.com
ケース2 手首骨折
中枢骨片と抹消骨片の長軸がずれないようしっかり牽引して整復し、その後ギプスで固定します。
医科によるレントゲン検査はこの応急処置の後に行っていただくことになります。
ケース3 肩の前方脱臼
そのままにしておくと、関節構成体が上肢の重さで伸びて癒合し、過大運動性の関節となってしまうため、関節位置を考慮した早急な「整復」と「固定」が必要です。
医科によるレントゲン検査はこの応急処置の後に行っていただくことになります。
※当院では応急処置の後に必ず整形外科の専門医による判断を仰ぎ、次に詳しい検査が必要か、または施術を継続すべきかの精査を行います。
症状別 固定処置
患部に包帯・テーピング・ギプスなどを用いて固定することにより、炎症がひく環境をつくります。
損傷・炎症部には、大小を問わず必ず出血があります。
皮膚からの出血と同じように止血する必要があるのはもちろんのことですが、連続性が断たれた組織や引き伸ばされた組織を元の長さ、元の位置に保っておく事が、回復への近道となります。
整復(施療)された組織をどんな状態でどれくらい固定するのかでその後の運動復帰や日常生活復帰が決まります。
当院では「圧迫」を重点に固定法に取り組んでいます。
突き指の圧迫固定
スポーツ障害の中でも頻繁に発症する障害のひとつで比較的軽視されがちな疾患ですが、骨折や腱の断裂などを合併しやすい障害であることを忘れてはなりません。
テーピングにより固定し、早めに応急処置をすることが大切です。
膝関節の圧迫固定
包帯で膝関節を圧迫固定し、安定した状態にすることで炎症を早く取り除きます。
固定期間は、受傷日から約3日~10日間程度です。
ぎっくり腰の固定
筋肉を正常に戻しておかないとクセになって何度も発症を繰り返してしまいます。
コルセットによる腰のコンプレッション(圧迫)を行い、痛みが取れてきたら再度発症させないための体づくりをお勧めします。
関節・腱鞘炎(けんしょうえん)の固定
簡易ギブスで親指を固定します。
その後の拘縮も考慮し、軽度屈曲位の良肢位で固定して炎症消失を待ちます。
※包帯および「固定用材」は別途費用を要します。
施術料金・保険の摘要・自費などについての区分は >> こちら をご確認下さい。